私達は九州コースを修了された方をサポートするために活動しています。

同窓会たより-平成26年度

同窓会たより 平成26年度

『40周年に思うこと』

同窓会会長  力丸敏光

 今年は、九州幼児教育センターの開設40周年の年にあたります。11月8日(土)の夜には、同窓生やスタッフの方々を対象とした記念パーティーが開催されます。デュプロマを取得された方が1,100名を超え、アシスタントコースで学ばれた方も80名を超えるということに、本科とアシスタントコースの両方に席を置いたものとして、感動と感謝とでいっぱいです。

40年の間にそれぞれの職場で、九州コースで学んだ事を、子ども達のために、自分の使命として、頑張ってこられた方々がいたからこそ今日のモンテッソーリ教育の広がりと充実があるのだと思います。さらに、職場においてコース生をこれからを担っていく人として送り出していただいた園長先生や先輩の先生達の応援があったからこそここまで多くのモンテッソーリアンが生まれたのだと思います。現在、それぞれの方々がいろいろな立場にいらっしゃることと思います。幼児教育や保育の現場で活躍されている方・親となりモンテッソーリの考えを持って子育てに当たられている方・幼児教育ではない現場でお仕事をされている方・お仕事をされていないけれど平和な世界を願って生活されている方々、それぞれが九州コースで学んだ事を胸に頑張っていらっしゃることが素晴らしいことなのではないかと考えています。モンテッソーリが願った心からの平和な世界を築いていくことが出来たことは、この教育に出会った多くの子ども達や保護者がやがて大きな役割をになってくれると信じています。

私達、同窓会の会員がこれからも九州コースに全面的に協力してモンテッソーリ教育の発展と世界平和のためにそれぞれの使命をはたしていきましょう。皆様のご協力宜しくお願い致します。

 最後になりましたが、九州幼児教育センター主催のモンテッソーリ・フィールドチャレンジ終了後すぐに同窓会総会を行いますので、積極的にご参加いただきますようお願い申し上げます。皆様にお会い出来ることを心より祈念申し上げます。

そして、九州幼児教育センターの益々のご発展と会員の皆様のご活躍とご健康を心からお祈りいたします。

 MF 11月19~20日  是非、ご参加ください。

九州コース同窓会を振り返って

(九州コース創立40周年を迎えられるにあたって)

九州コース同窓会顧問 村上 貞子

 九州コース創立40周年誠におめでとうございます。私は8期生として昭和60年に入所しましたが、当時のコース生はモンテッソーリ教育を学び自園にモンテッソーリ教育を取り入れ導入に力を注ぎ、根付かせたいという思いの方々が多かったように思います。コースを卒業後もコースと連絡を密にし、コースの発展・同窓生の親睦、向上をはかりたいと同窓会の必要性を感じ、コースのスタッフ、同窓生の有志が集まり、同窓会の発展に向けて会合をもちました。平成元年に、初代会長平田敬神父、名誉会長に藤原元一先生、各担当理事を選出し同窓会がスタートしました。

 会則作り、名簿発行、会報発行(年1回)、コースと合同の研修会実施と同窓会活動が始まりその後、坂本充正二代会長の時には、同窓会はさらに充実・発展していきますが、名誉会長藤原元一先生のご逝去・坂本充正会長のご逝去もあり、同窓会の活動も見直しの時期に入っていきます。コースは藤原江理子先生が所長先生に就任され、コースは新しい時代へと歩みを始められました。同窓会も時代の流れにそって、永続できる同窓会に切り替わるべき時ではないかと色々模索し、総会・理事会で検討され、社会の多様化、少子高齢化社会の中でコース当局と同窓会が一体となって歩める同窓会を目指し、三代会長に力丸敏光会長の選出と名簿、会報、研修会、親睦会の新しい方向性を見出し歩むことが出来ました。私は二十年間の副会長という大役を終え、現在は同窓会顧問として同窓会に関わっています。

最後になりましたが、故藤原元一先生の「子どもの良き援け手となれ」「心を尽くせ」といわれた言葉を今でも「反芻」しながら歩んでおります。藤原江理子先生にはコースの経営が大変な中を養成の理想に燃え、歩んで下さっていることに感謝し、今後もコースの発展と継続をお願いし、合わせて同窓会の導きをよろしくお願いします。

自分育てを支える環境つくり

 「お仕事の時間を生活そのものに」

ひさやま保育園杜の郷 園長 鳴海 英美

 ひさやま保育園でのお仕事の取り組みが10年目を迎えました。2014年春、私たちの保育の取り組みは「子どもの自己教育力を保障できているか」という点で時間をかけたくさんの話し合いを持ちました。子どもの生活時間を見直し、子どもが生活のなかで自分で考え動き出す余裕を保障するための組み立てを考えました。

課題は「行事」では?
「行事」(運動会、発表会)も大きな比重を占め 日々の保育へ影響していることから どのような見直しをしていくかに議論は行きつ戻りつを重ね混沌としてゆきました。

 保護者に私たちのやりたい保育を伝え理解してもらうには 「行事」は良い機会ですし 地域に初めて誕生した公設民営の園として とりわけ地域から園を支えてくださるボランティアのおじいちゃんおばあちゃんに保育を理解してもらうには外部参観となる行事はとても良い機会でした。狭い地域なのでその年の行事の評判は瞬く間にたくさんの人に伝わり いろんな方から声をかけてもらいます。良くも悪くも注目の集まることで 行事は手抜きができないという足かせをかけることになってきました。

 それでも 日常の保育がつながってゆく運動会であり発表会であるよう発想の転換をしよう。子どもの生活リズムに沿って「ゆったりと流れる時間」を保証しよう。縦割りですごす良さ、縦割りだから育てる力がみえる行事を組んでゆきたいと集約されました。

午前中をお仕事の時間に
 春からは、朝から給食までの午前中をお仕事の時間としました。
お仕事の合間に、曜日により年少さんだけが抜けて「体育」の時間が設定されたりするという形です。体育が終わると子どもは部屋に帰りお仕事の続きに取り掛かります。「うれしい またお仕事ができる」という感想をきくと大人の一方通行で生活の流れを作ってきたことが反省させられます。

保育士の配置が可能であれば、「お散歩に出たい人は、砂場に来てください」など連絡がきます。ちょっと疲れた人はその声で気分転換にお外に出てゆきます。すっぱい味の植物、強いにおいを放つ葉、ひみつ袋の中の葉の手ざわりを自然の中からさがしたり、五感をフル活動させて探索します。竹林にしゃがんでの静粛では、小鳥の声、竹のそよぎ、たくさんの音を聞きます。絵本の部屋に「粘土」のコーナーや 保育室の角の机で季節の行事の準備コーナーなど 今まで横割りの時間としていたものをお仕事の活動に取りこんでゆくようにしました。お部屋の活動だけに限らない仕事の環境がつくれると、子どもたちが精神的な自由を感じとれるようで お仕事が本当に自分の興味に沿うものになってきました。保育士にすると子どもの動きや興味がはっきり見えてくる分、保育士はお仕事の「レッスンプラン」が立てやすくなりました。

子どもたちが、思い思いの取り組みをはじめると保育士はお仕事が自立できない子どもに集中して関われるようになりクラス全体が落ち着いてきました。

時間がたっぷりあるという安心感は 大人の側にも効果的で 毎朝なかなか調子に乗れずごろごろする人にも寛容に待てる態勢になります。子どもの気持ちが上向きになったとき声をかけるとすんなりペースが作れ

 朝の対応が穏やかなものになりました。

 年長さんは、時間配分ができるので数のお仕事を二人組でするときなど 「まず○分まで クロスステッチをしよう。それから数始めようね。」と話し合いをしてそれぞれの仕事に分かれる様子が見られます。
 年齢に応じた自立の姿が見えはじめました。

保護者の個別参観
保護者の保育参観は、お仕事の都合に合わせ予定を出してもらいクラス1~2名の個別参観としています。ひと通りお仕事を参観されたらこれからのお仕事の流れやお子さんが今つけている力とこれからの課題について個別にお話して理解を得られるようにしています。お仕事より保護者の感想はもっぱら「給食」がおいしい、給食の支度が自立しているというほうに集中しているのが園としては課題ではあります。

これからの課題
子どもが自分で繰り返しチャレンジしてゆく力が自分育ての要になってゆくと思われます。面白そう!!楽しそう!!という子どもの興味や関心という感性が育っているでしょうか? 園では機会あるたびにゲーム・スマホ・DVD等メデイアとの付き合い方を模索していますが、お仕事が自立してゆかない子どもの背景に少なからず生活リズムとメデイアの問題が見えかくれします。刺激の強すぎるこれらの影響はもともと弱い生活力に追い討ちをかけるように自分で考え試行錯誤するという生きる力を奪っていくように感じられます。

2014年の環境のなかで たくさんの刺激に負けず子ども自身の本来の育ちのペースを守っていくのは困難で緊急なことと感じています。

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